伝統文化、歌舞伎と義太夫


最近は、歌舞伎を観るチャンスがなかったのですが。
知り合いの方の息子さんが義太夫、太棹三味線の奏者、鶴澤繁二様。
招待を受けて、お祝いと応援に行かせて頂きました。

いつもは、演目によって、歌舞伎役者によって行くことがほとんどでした。
今回は、ご縁で、あらためて伝統文化の素晴らしさ、真ん中で演じる役者をどれほど、脇役によって変わるかを感じさせて頂きました。

中村梅乃様も、歌舞伎役者の家系ではなく、鶴澤繁二様も義太夫の家元ではなく、個人で勉強され、この道を究めてきた方です。

義太夫の語りと竹本、三味線が、人形浄瑠璃と違って役者のセリフのテンポやクセや、呼吸に合わせて、進めていく妙技は素晴らしかったです。

義太夫の語りに合わせて、鶴澤繁二様の合いの手の声と、太棹三味線の音選びが凄い。
ジャズのセッションと似てます。
義太夫狂言と言われる、独特な歌舞伎芝居、まさに日本人の人情を深く表現していると思いました。
又、足を運びたいです。

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